EVE ONLINE プレイ日記09_スタンディングを上げる

私は基本豆腐メンタルなので「長いもの」には喜んで巻かれる性質だ。
アマ―帝国で最も「長いもの」といえば「宗教」か「貴族」であろう。

いきなり何を言っている？
これは、ニューエデンに生きるカプセラにとって、とても大切な「スタンディング」、いうなれば「己の立ち位置」についての記述である。

ここニューエデンは「極まった」情報化社会であると言える。
さらに我々カプセラは希少価値を持った特権階級である。
この2つの事実が重なるとどうなるのか。

悪事千里を走る。

これを身をもっと知ることとなるのだ（実際は千里どころではなく、5千「万」里以上を軽々と走るので困る）。

それ故、以前の記憶がまったくないカプセラである私は、とりあえずは長いものに巻かれておこうと、アマ―帝国「皇族」の依頼を優先的に処理している状態だ。

というのも、ここ『アマー VIII (オリス) - 皇族学院』は居心地がよいので、当面の間ホームコロニーとしておこうと考えているためだ。常に人の往来が多く、首都であるため治安がよく、物の売買が活発である。

それもそのはず、『アマー VIII (オリス) - 皇族学院』は、ニューエデン最大の商都『ジタ IV ―衛星4 - カルダリ海軍組み立て工場』に次ぐ、人と物品の集積地なのだ。

己を取り戻した場所が、このような交易ハブの近くであったということはささやかな幸運である（あるいはAIオーラの配慮に感謝か）。

で、『アマー VIII (オリス) - 皇族学院』だ。
どうだろう、「皇族」の覚えよく生きていくことで、無用なトラブルを避けられそうではないだろうか。

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そんな露骨なゴマすり、もとい、努力の甲斐あって、先ごろ皇族のスタンディングが「1」を超えた。これにより、レベル2のミッションを受給可能となり、さらに高額のISKを稼ぐ道がひらけたのだ。

そして先に述べた「悪事5千万里を軽々と走る」、その総決算がこのチャートである。
やはり我らカプセラの行動はすべて把握されているらしく、海賊を倒せば、それが契約外の行為であっても即座に ISK が振り込まれ、そして即座に当該海賊団体に恨まれる。

ここ『アマー VIII (オリス) - 皇族学院』は「サンシャ国」の活動地域らしく、ポコポコ落としていたらあっという間にマイナス2を突破だ。

マイナス5まで行くと、当該勢力の支配地域に行くだけで問答無用で攻撃されるらしいので、特に「主要国家のスタンディング値」は把握しておく必要がある（まぁ、海賊は、現在のところ飯の種でもあるためどうすることもできない）。

私の場合、なぜかガレンテとミンマターの値がマイナス1を超えているので、ゴマをすっておかねばならないだろう（それ故、まずは共和国警備サービスにゴマをすってみたのだが、あまり効果がないようである…）。

特にガレンテは、ドローン技術が発達しているのでお世話になる可能性が高い。

ちなみに、皇族スタンディング1に至る際の、最後に受けたLV1ミッションがこれであったのは、何かの皮肉であろうか。

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己のクローンも自由に作れない。
権力者というものも、なかなか大変そうである。