食材探し Starfield日記#16_そうだ、料理しよう。
何やら思いついたおっさんです。
古い地球の言葉では「男子厨房に入るべからず」なんて言ってたみたいですが、もはや女子と男子の境界など曖昧になって久しい今日このごろです(いや、普通にエンハンスありますしね…この世界)。
で、料理をするためには当然、食材が必要なのですが、人参とか、じゃがいもとか、なかなか売ってないんですよね。売ってたとしても在庫僅少ですし。
これは「料理」という概念がちょっと変化している気がしますね。
なにしろ我々一般人は、チャンクスに代表される加工済み食品を日常的に口にしているわけです。オイシイブランドを筆頭に色んなメーカーありますもんね。
それらを組み合わせて、あるいはささやかなアレンジを加えて、食に多様なバリエーションを生み出す行為が通常の「料理」なのかなぁ、と思うわけです。
宇宙船のハブにクッキングステーションが標準搭載されていることから考えても、完全に「料理」そのものが廃れているわけではなさそうですしね。
そう考えると、人参やじゃがいもを用いる「素材から作る料理」というのは、一般のご家庭ではクリスマスのご馳走のような、特別な意味合いを持つのかもしれませんね。
はい。
ここまででも、いつもの日記の2倍くらい文字を綴っていますが、実はここからが今日の本題なのです。
「素材から作る料理」は、2300年代においては、3系統に分かれていると、私おっさんは考えています。
- 前述のご家庭やちょっとお高いレストランでの「特別」感あふれる体験
- 軍隊など大量に調理することで、合成食品を用いるよりもコストが大きく下がる場合
- 私がこれから追求しようと企んでいる「異星」の料理
そう、安価で大量に手に入る異星生物素材を用いた魅惑の料理。これこそが、2300年代に大量発生している「船長」なる職につく者たちの「素材から作る料理」、すなわち新たな料理文化ではないでしょうか。
こいつで日々の食卓を彩れれば、人生はもっと豊かになるのではないか。というのがこの度の私の思いつきですね。
あ。アンドレアさんの視線の温度が下がった気が。
もしかして「男子厨房に入るべからず」って、男子は無駄にあふれる冒険心を遺憾なく発揮して、なにかとんでもないものを作る可能性が高いから、厨房に入れるなって意味なのかも、って気もしてきました。
というわけで、ド定番の異星メニューをつまみに飲みましょうか。