UO日記_ver2.0

がじぇっとぶろぐ時々MMORPG。現在MMOモード

EVE ONLINE プレイ日記03_10連ミッション軍事編_1

オーラと別れ、私はしばしの間、思索の時を過ごす。

NEOCOMが使えるようになった今、あらゆる情報は我が手の中にある。とはいえ、どれが真実で、どれがガセか、それを判断するための知識と経験、その双方が欠落した状態であるということをしっかりと認識しながら、ではあるが。

 
カプセラが何者かということを理解するためには、この『ジョヴの水墓』という短編小説が役に立った。

小説ではない。事実である。
と、この文章を、さも現実にあった出来事のように扱っている情報源もあったが、私は事実を基にした創作であると確信している。

なぜなら、己が己であるかなぞ、己以外の何者も、知ることはできないと、確信しているからだ。
それを当事者視点で描くこの物語は、よくできたサイエンスフィクションに他ならない。

ただ、読み物としては秀逸であるため、己のアイデンティティに悩んでいるカプセラは、一読してみるといい。己がクローンボディであることに感謝し、そして、己が己であることの証明は、他ならない己であってすら、不可能であるということを思い知るだろう。

だってそうだろう?
考えてみたらいい。

眠りにつく前の自分。認識する術のない、眠っているときの自分。そして、目が覚めた時の自分。
その3者の同一性を、誰がどうやって証明できるというのだ。

目が覚めた時の自分は、眠る前の自分の記憶を引き継いだだけの、自分でない誰かかもしれないのだ。

そっくりだろう?
脳情報を寸分違わずスキャンして、クローンで目覚める私たちカプセラと。
別なるクローンボディで目覚めた我らカプセラは、例外なく「私はあの時死んだ私の続きである」と「思い込んでいる」だけなのかも知れないのだから。

「ふぅ」
と、私はため息をつく。
そう、カプセル外だ。息を吸って、吐いている。
空気を震わせ、声も出る。

カプセラは、四六時中カプセル内にいる、引きこもりマスターであると考えてはいけない。近しいものはあるだろうが、生命維持を司るあのどろりとした濃い液体の中に、仮死状態で居座り続けたりしたものなら、それこそふやけてしまう。

今は、我が艦[インパロール]の居住区画でエージェントのオファーとにらめっこ中だ。

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かつてはステーションに「艦長居住区」なる特別な区画があったらしいのだが、利用するカプセラはごく少数で、資源と空間の無駄と判断されて、別施設に転用されてしまったらしい。

さもありなん。
船の居住区画で十分だ。NEOCOMという娯楽あり、ふかふかのベッドあり、バストイレに加え、カプセラ用に調整されたうまい飯すら、ボタン一つで出てくるのだから。
この[インパロール]という最低ランクの艦船ですら、ダメ人間製造機か、と思えるほどアメニティが充実しているのだ。

もう、この[インパロール]を終生の相棒とし、ここで食っていける程度に稼いでいるだけでいいのではないか、という思いすら、頭をもたげようものだ。
[合成コーヒー]をすすりながら食らう[アマー饅頭]は、なかなかにいいものなのである。
問題は、我らカプセラに、終生というものが存在しない可能性が高い、というところにあるのかもしれない。

「軍事、からだろうなぁ」

オーラが導いたこのステーションは、Newbie なカプセラたちが詰め込まれ、雛鳥がごとく飛び方を学び、果て無き宇宙に巣立っていく、学び舎のような役割をしている場所のようだ。大学、と銘打たれていることも、さもありなん、だ。

軍事、ビジネス、インダストリー、探検。
それらの初歩の初歩、まっとうなカプセラであれば見向きもしないような、単純で、退屈で、眠たい依頼が、ここコノバンには集まっているのだ。

この世界ニューエデンは、火の粉が多く舞っている世界であるように思う。
荒事はゴメンだと、ビジネスに走ろうがインダストリーに打ちこもうが、火の粉舞う宇宙空間を駆け抜ける必要性からは逃れられない。

それ故に必須となるのは軍事力。
私のような記憶喪失となった者でさえ「カプセラ」でありさえすれば厚遇される世界なのだ。

「海賊退治が軍事の初歩とはなぁ」

私は苦笑いをしながら「受諾」のボタンを押すのだった。


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なぜ喜ぶかはこちらをご参照ください(公式解説動画が面白いw)。
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参考サイト及びつぶやき
★ジョヴの水墓

eveonline-japanwiki.com

カプセラはフリゲート辺りまでなら1人で動かせるそうです。それ以上の艦船には、ゲーム上では表現されていないけど、なんとクルーが乗船しているとのこと。うかつに撃沈されるわけにはいきませんね。。。

 

★艦長居住区

seesaawiki.jp

ちょっと残っててほしかったかな、と思う機能。

★船の居住区画
フィクションです。あったらいいなぁ。
★合成コーヒー
実際にゲーム内にあるはず。
★アマー饅頭
フィクションです。でも、それに類するものはきっとあるはず。